

クオクリア(英語表記 Quarklear)は、素粒子酸化チタン分散液が実現する次世代型光触媒コーティングです。弱い光で有機物を強力に分解し続け、長期間にわたる抗菌、抗ウィルス、消臭、防汚を可能にします。一度の施工でお部屋や施設そのものが抗菌環境にかわる注目の接触感染対策です。
施工実績
クオクリアはスポーツジム・医療施設・飲食店・学校・車両・商業施設・オフィスももちろん住宅にも幅広く対応。






光触媒とは、太陽光、蛍光灯、LEDなどの光を受けて強力な酸化力を生み、接触してくる有機物や細菌などの有機物質を除去する環境浄化物質のことで、代表として酸化チタンが広く知られています。


クオクリアの表面で酸素と光子が反応し、原子状活性酸素となり、有機物・細菌・ウィルスなどに対して原子レベルで、これらを分解・破壊します。
クオクリアは、独自の技術により、酸化チタン分子を素粒子(2nm)にまで分解し、水中に安定分散させた無色透明のチタン素粒子分散液です。
液の透明度 | 酸化チタン粒子の大きさ | 状態 | 影響 | |
---|---|---|---|---|
![]() |
無色透明 |
2nm以下 |
酸化チタンが前駆体(素粒子)の状態でバラバラに分散 |
●長期的な光触媒機能の持続 |
![]() |
少し白濁 |
50〜150nm |
50nm以上の大きさになると水中の全ての粒子の凝縮がおこる |
●光触媒機能を持続できない ※酸化チタン粒子が凝集によって残留した塩素が、施工直後に消臭効果を発揮するが、その塩素が、酸化チタンとの反応で繊維の変色、鉄、アルミ等の金属を腐敗(錆び)させることにもある。 |
![]() |
濁ったように白濁 |
300nm以上 |
||
![]() |
沈殿・分離 |
1ミクロン以上 |
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酸化チタン分散液は無色透明であることで、光触媒機能を持続させ、美的問題をクリアできるのですが無色透明をそのまま維持させることが難しいのです。
クオクリアは、類似の酸化チタン分散液と異なり、白濁しません。
素粒子とは・・・最小の粒
- 物質を細かく砕いていって「それ以上、分けられない最小の粒(ツブ)」。それが素粒子です。物質の構成する基本物質である原子はこの素粒子でできています。
原子を構成する素粒子
- 電子
原子核の周囲をまわっている(雲状に広がっている)素粒子 - クォーク
原子核は陽子・中性子からできており、この陽子・中性子を構成する素粒子
付着のメカニズム
-
強い力(グルーオン)が働きクォークが陽子や中性子を構成し、陽子や中性子が原子核にまとまる。
-
弱い力(W・Zポゾン)が働き原子核は崩壊状態に。電子とクォークの状態で分散的に存在。
クォークの大きさは「10の-19乗m」 ほぼゼロだから液体は無色透明!

粒子2nm以下のチタン素粒子は表面上の原子に対し電子結合(自己結合)するため、従来の光触媒の弱点だったバインダー(接着剤)の必要がありません。
従来の光触媒は粒子径が大きいため…
- 1.自力で施工面に結合できないためバインダー(のり)が必要
- 2.のりに埋もれた酸化チタン粒子は効果を発揮できない!
- 3.粒子の表面積が小さいので強い光が必要
新しい光触媒は粒子径が小さいため…
- 1.自力(分子間力)で施工面に結合できるので「のり」が不要
- 2.施工したすべての粒子が効果発揮
- 3.粒子の表面積が大きいのでわずかな光で効果を発揮!
従来型の弱点、
「バインダー問題」を解決
- ・室内など光の弱い場所では効果がない。
- ・光触媒の酸化作用によりバインダー自身が徐々に分解され、酸化チタン粒子とともに剥がれる。
- ・ガラス、タイル、金属などに強力に密着するバインダーがない。
- ・養生が必要で、時間と費用がかかる。
- ・添加物の作用により施工面が黄ばんだりする。


キッコーマン社ルミテスターSmartを使用した、ATP+ADP+AMPふき取り検査(A3法)※によるATP濃度チェック
A3法はキッコーマンバイケミファ独自の測定法でATP(アデノシン三リン酸)を汚染指標にして、ATPだけでなく、
ADP, AMPも測定位することでより高感度の測定が可能な方法です。
ATPはあらゆる生物がもつ物質であり、食品や菌をはじめとした「有機物」の多くに共通して存在しています。
ATPが多ければ洗浄不足( =汚れが多い状態)であることがわかります。

岩盤浴内でクオクリア施工前と施工後に同じ場所に接地させ、24時間、常温放置後、培地内の状況を観察した。
(FoodStamp寒天培地使用)
施工前の培地には、大腸菌のコロニーが散見されるが、クオクリア施工後の培地は殆ど変化が見られない。
クオクリアを施工することにより、施工面の抗菌力がアップし、菌の増殖を防いでいることが証明されている。
3ヶ月間の継続観察によるデータでも同様に、施工面の菌の発生を防いでいることが確認されている。
・抗菌性試験方法 JIS L 1902
<定量試験> 菌液吸収法
<生菌数の測定法> 混釈平板培養法
<試験菌種> 黄色ぶどう球菌 Stapy lococcus aureus ATCC6538P
<試験菌懸濁液> 非イオン界面活性剤0.05%添加
<洗濯方法> JIS L-0217 103法 吊干し(JAFET標準洗剤使用)
・試験結果(減少率%)
試験品 | 静菌活性値 |
---|---|
クオクリア加工 洗濯20回 | 5.5以上 |
・試験方法及び条件
30℃のクオクリア(W50)200ml.に綿白布(10cm×10cm)を30分浸漬し、自然乾燥未洗濯と洗濯10回の試料を作成
<洗濯方法> JIS L-0217 103法(JAFET洗剤使用)に準処
抗菌性評価試験
抗菌製品技術協議会規定 試験法Ⅲ 光照射フィルム密着法に準処
<使用菌種> 大腸菌(Escherichia coil)
<光照射条件>(Ⅰ)ブラックライト(光量:20μW/cm2以上)
<照射時間> 24時間
・試験結果(減少率%)
試験品 | 菌数 | 静菌活性値 |
---|---|---|
クオクリア加工未洗濯 | 1.0未満 | 5.5以上 |
クオクリア加工洗濯10回 | 1.0未満 | 5.5以上 |
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抗菌活性値が2.0以上あれば、抗菌効果があるとされています。

クオクリアは外気でモノに接触することで、電子は原子を求め、電子のままで結合します。
そのモノの表面では物質表面上の電子組成が変換され、半永久に触媒活性を示します。
また、施工面への接着剤(バインダー)を必要としないため、バインダーの劣化とともに剥離することがなく、長期間持続します。
施工面に電子的に結合するクオクリアなら、どんな材質にも結合することができます。
また、弱い光でも光触媒機能を発揮するため、屋内屋外を問いません。


自動車へのコーティングをすれば汚れにくく、落ちやすいメンテがラクチン!


皮膚病のワンちゃんの症状が…!

皮膚刺激性試験
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- 試験目的
- 皮膚刺激性をウサギを用いて検討することを目的とした。
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- 要約
- 日本白色種の雄性ウサギ3匹を用いて、皮膚刺激性試験を実施した。
0.5ml を2.5cm × 2.5cm のガーゼパッチに塗布したものをウサギの背部皮膚に4時間適用し、パッチ除去1時間後、24時間後、48時間後及び72時間後に皮膚反応を観察した。
その結果、観察期間を通じて被験物質適用部位に紅斑(痂皮)と浮腫の形成は認められなかった。
本試験条件下では、皮膚一次刺激性インデックス(PCI)は0であり、「Non-irritant(無刺激物)」であると判断する。
急性経皮毒性試験
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- 試験目的
- ラットを用いて急性経皮投与による毒性を検討することを目的とした。
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- 要約
- Sprague-Dawley系雌ラットを用いて急性経皮毒性試験を実施した。
投与量は2000mg/kgの1用量(限界試験)とし、雌5匹のラット背部皮膚に24時間貼付(投与)した。
24時間貼付後14日間に亘って生死の有無、一般状態観察及び体重測定を実施し、その安全性を評価した。
その結果、14日間の観察期間を通して死亡例は認められなかった。
一般状態の観察において異常は認められなかった。
体重推移については、投与後1日に経皮投与の物理的なストレスに起因する体重減少がみられたが、いずれの動物もその後は順調な増加が認められた。
以上の結果より、ラット急性経皮投与におけるLD50値は2000mg/kg 以上であり、本被験物質は経皮投与により毒性を発現しないものと判断する。
急性経口毒性試験
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- 試験目的
- 急性経口毒性試験をマウスを用いて検討することを目的とした。
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- 要約
- ICR系雌マウスを用いて急性経口毒性試験を実施した。
試験群には20mg/kgの用量で単回投与した。
14日間に亘って生死の有無、一般状態観察及び体重測定を実施し、その安全性を評価した。
その結果、14日間の観察期間を通して死亡例は認められなかった。
一般状態の観察において異常は認められなかった。
以上の結果より、マウスにおける単回経口投与によるLD50値は20mg/kg 以上であり、本被験物質は経口投与により毒性を発現しないものと判断する。

一度の施工でお部屋や施設そのものが抗菌環境に。
毎日・毎度の除菌・消毒
その手間・ストレスから解放される!
さらに!抗ウィルス・抗菌以外にも様々な問題の対策に!
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施工後には、ブランド公式の光触媒施工済みのステッカーを設置します。
お客様に抗菌・抗ウィルス対策済みという「見た目で分かる安心感」を提供できます。
店舗や企業のイメージに合せて複数のカラーからお選びいただけます。